ちょこっと知りたい

ちょこっと知りたい情報をちょこちょこ紹介

【2026年】ミラノ・コルティナ五輪はなぜ「開会式の前」にフィギュアが始まる?日程の仕組みをやさしく解説

「オリンピックって、開会式が終わってから競技が始まるんじゃないの?」

ミラノ・コルティナ2026(冬季五輪)では、スケジュールを見ると 開会式より前(または開会式当日の式典より前の時間帯)に、フィギュアスケートを含む一部競技が動いているように見えて、びっくりしますよね。

結論から言うと、これは「特別扱い」ではなく、限られた開催期間の中で全競技を成立させるための運営上の工夫です。この記事では、初心者の方でもイメージできるように、開会式と競技日程の関係を順番に解説します。


大会の“箱(開催期間)”が決まっていて、競技数が多いので前倒しが起きる

ポイントは2つです。

  • オリンピックは「開催期間(競技日数)」に上限がある

  • その上で、フィギュアは複数種目+複数日程(団体戦・男女シングル・ペア・アイスダンス)を同じリンクで回す必要がある

その結果、

  • 開会式当日の昼〜夕方に競技を入れる(式典は夜のことが多い)

  • あるいは、競技によっては 開会式の前日や数日前から予選やリーグ戦を始める

という調整が起きます。


そもそも「開会式」って何を区切っている?

開会式=大会の“公式なスタート”ではある

開会式は、国際オリンピック委員会(IOC)が定める公式行事で、五輪の象徴的な始まりです。

でも「競技が一斉に始まる日」という意味ではない

現代の五輪は競技数が多く、しかも

  • 同じ会場を複数競技が使う

  • テレビ中継の都合で“良い時間帯”に決勝を置きたい

  • 選手の移動・練習・整氷(氷の整備)なども必要

といった事情が重なるため、開会式=競技のスタートラインとは限りません。


理由1:五輪は「競技日数」に上限がある(=日程を詰め込む必要がある)

五輪は無限に長く開催できるわけではなく、競技日数に上限が設定されています。

この「限られた日数」に、

  • 競技

  • 練習

  • 移動

  • 表彰式

を全部入れる必要があります。

例:トーナメント形式・リーグ形式は“試合数”が多い

分かりやすいのが、

  • アイスホッケー

  • カーリング

のような 予選(総当たり)→決勝 の競技です。
これらは「1日で終わらない」ので、開会式前から始まることが珍しくありません。

ミラノ・コルティナ2026でも、競技によっては開会式前から日程が走っています(公式スケジュールで確認できます)。


理由2:フィギュアは「種目が多い+リンクが1つ」なので、前倒しや“式典前の時間帯”が起きやすい

フィギュアスケートは人気競技ですが、運営目線で見るとかなり“時間を食う”競技です。

フィギュアが時間を使う主な理由

  • 種目が多い(男女シングル/ペア/アイスダンス/団体戦)

  • 各種目に「ショート(or リズム)」「フリー」がある

  • 整氷(氷を削って整える)をはさみながら進行する

  • 練習公式練習(公式練習枠)も必要

つまり、リンク(会場)の枠取りが大変なんです。

団体戦があると、さらに詰まる

冬季五輪のフィギュアには「団体戦(チームイベント)」があります。

団体戦は、国ごとに

  • 男子

  • 女子

  • ペア

  • アイスダンス

の演技を組み合わせて順位を競います。

この団体戦が「個人戦とは別に」入るので、大会序盤の枠がさらに必要になります。


理由3:開会式は“夜”が多いので、同じ日でも「昼に競技→夜に式典」は普通に起こる

「開会式より前に競技」と聞くと、
「開会式の日付より前に競技がある」イメージになりがちですが、実際には

  • 開会式は夜(ゴールデンタイム)

  • 競技は昼〜夕方

ということが多く、同じ日でも 時間帯として“式典より前”に競技が入ることがあります。

ミラノ・コルティナ2026のフィギュアも、公式スケジュール上、団体戦の日程が大会序盤に組まれています。


実際の確認方法:公式スケジュールで「競技開始日」と「競技開始時刻」を見る

「本当に開会式より前にやってるの?」と気になったら、まずは公式のスケジュールを見るのがいちばん確実です。

チェック手順(初心者向け)

  1. 公式スケジュール(競技別)を開く

  2. 「Figure Skating(フィギュア)」を選ぶ

  3. 初日の種目と開始時刻を確認する

  4. 開会式の開始時刻(放送時間)と見比べる

“日付”だけでなく、“時刻”まで見るのがコツです。開会式が夜なら、同日に競技が先に進むことがあります。


よくある勘違い:フィギュアだけが特別扱い?

結論としては いいえ です。

  • 予選やリーグ戦がある競技(カーリング、アイスホッケーなど)

  • 会場枠の都合で早く回したい競技

は、過去大会でも開会式前から始まることがありました。

フィギュアは「見ている人が多い」ぶん目立つだけで、運営上は 大会全体の最適化 の一部です。


注意点:開会式に出る/出ないは、選手の“体調優先”で変わることも

開会式は華やかですが、

  • 長時間の待機

  • 移動

  • 防寒

など、選手にとって負担になる面もあります。

翌日や当日に競技がある選手は、コンディション優先で欠席することもあります。

「開会式に出ない=問題」というわけではなく、競技に集中するための選択としてよく見られます。


FAQ(よくある質問)

Q1. じゃあ「開会式」って意味あるの?

A. あります。開会式は、五輪の理念や開催国の文化を示す“公式儀式”で、大会の象徴的な始まりです。ただし競技日程は、運営上の理由で必ずしも開会式に合わせて一斉スタートにはなりません。

Q2. フィギュアは「開会式の前日」から試合があるの?

A. 年や大会によって変わります。ミラノ・コルティナ2026では、公式スケジュールでフィギュアの団体戦・個人戦の日程が公開されています。まずは公式ページで「初日の種目」と「時刻」を確認するのが確実です。

Q3. どうして閉会式を遅らせて、ゆとりある日程にしないの?

A. 競技日数や会場・警備・放送・交通などが巨大に連動しており、簡単に延長できません。だからこそ、前倒しや同日並行で“成立させる工夫”が入ります。


まとめ:開会式前にフィギュアが見えるのは、運営上の“日程設計”の結果

  • 五輪は開催期間(競技日数)に上限がある

  • フィギュアは種目が多く、リンク枠がタイトになりやすい(団体戦もある)

  • 開会式が夜なら、同日の昼に競技が先に進むことがある

「開会式の前に競技がある=変」ではなく、巨大イベントを回すための現実的な調整だと思うと、スッと腑に落ちます。